センター・オブ・ジ・アース
〜Journey to the Center of the Earth〜
スタイル:ライドタイプ 所要時間:約3分 定員:1台6人 ファストパス有
驚異のスピード、最高時速75km!
東京ディズニーシーの中でも、シンボル的な存在感を持つ火山があるだろう。
あの山はプロメテウス火山と言うのだがその下に、このセンター・オブ・ジ・アースが存在する。
このアトラクションは、ジュール・ベルヌ作の『地底探検』を基にしたアトラクションである。
東京ディズニーシー開園当初から人気の高いアトラクションで、今もその人気は衰えていない。
それを既に考慮していたのか、やはり随分と凝ったスタンバイルートとなっている。
ネモ船長の研究室と思しき個室が数個存在する。その中には、何やら地底から持ち帰ったものもあるらしい。
中には、何かの研究書のようなものがあるが、ちゃんと読めるようになっている。
その詳細は、英語の苦手な自分にはとても解読できない為、自力で何とかして頂きたく思う。
そして、その研究室を過ぎて行くと、テラヴェーターなるものが目の前に姿を現す。
地底奥深くに行く事ができるという未来の代物だ。
それがまた凝っていて、本当に地底に向かっているような感覚が体験できる。
そしてその先にも、また凝った物が存在する。
クルー同士で連絡を取り合う装置『コミュニケーションセンター』や、発電機『ダイナモ』がある。
やはり地底という事もあり、電気は通っていない。そのため、自らネモ船長は発電機を作り出したのだ。
それを通り過ぎて、やっと乗り場に着く事ができる。
ネモ船長の開発した、『地底走行車』で、我々は地底を探検するのだ。
ネタバレになる為、あまり大きな事は書かないが、最初はゆっくりと進む。
そしてクライマックスになり、やっとスピードが出るという展開だ。その速さは、時速75kmという驚異のスピードだ。
是非一度は乗りたいアトラクションである。
しかし、そんな速さであるから、よくシステム調整になる。
実際は、誰かの帽子等が飛ばされているのが現状だ。皆さんは、どうかそんな事のないようにして頂きたい。
しっかり手に持つか、前にあるネットに入れておこう。
ちなみに、途中でとても大きな衝撃音が鳴るので、小さい子供さんを乗せる際には注意が必要だ。
ファストパスを取るべき?
このアトラクションは、ファストパスを使う事ができる。
もちろん、これは有効に使うべきだ。そのために、僕から言っておこう。
通り道にあるから、と言って、決してこのアトラクションのファストパスを最初に取るべきではない。
タワーオブテラーのファストパスを取った方が絶対に良い。
今の時期であると、大体ショーの間にもなればこのアトラクションの待ち時間は減る。狙いはそこで十分である。
ショーを見るとなれば……ファストパスの入手を考えなくてはならないアトラクションの一つだ。
さらに下にはネタバレや無駄話があります。
隠れミッキー
このアトラクションにも、隠れミッキーは存在する。
ベタなものだと、最初のクリスタルの中に。
こじ付けかよ、と思うようなものだと、怪物の卵がそうだ。
ある角度で怪物の卵のある左手を見ると、ミッキーっぽくなる。
一応、どちらもキャスト認定の隠れミッキーである。
テラヴェーターって…
数回乗った後、やっと気付く事が出来た。何かおかしいと、何故気付かなかったのだろう。
一度乗っている方は、思い出してみてほしい。絶対何かおかしいはずだ。
…どう考えても、テラヴェーターが下に向かっているはずが無いのだ。
というのも、探検中に、あまり上に上がる場面が少ない。なのに、気付いた頃には火山の山頂に着いている。
明らかに、矛盾しているのだ。
結論から言って、テラヴェーターは地底になど行っておらず、さらに下にさえ下がっていない。
上がっているのだ。
テラヴェーターに乗る時の演出が、錯覚を起こさせている。今度、神経を研ぎ澄ませて乗ってみて欲しい。
センターのバックストーリー
上の写真を見て欲しい。これが、ネモ船長の使っていた削岩機だ。
これを使い、ネモ船長は地底を発見したと考えられる。
その証拠に、センターの入り口はこの削岩機のドリルの形そのままだ。
このままにしてある理由だが、多分重すぎてどうする事もできなくなったのだろう。
一応、我々には話が分かりやすくて良いのだが。
センターのサブストーリー
東京ディズニーリゾートの中のアトラクションには、サブストーリーなるものが存在している。
ちなみに、これは勝手に管理人がつけた呼称で、スタッフ間ではなんと呼ばれているかは定かではない。
自分はプレミアムツアーを利用する事が数回あった。
その時に教えてもらったものが殆どであり、あまり流出しているものは少ないだろう。
皆さんは、地底走行車に乗って地底に向かうのだが、テスト運行として無人のまま地底に走らせた事があるという。
その時に、一台行方不明車が出てしまったというのだ。
かなりのネタバレとなるが、ラバーモンスターという怪物が山頂にいる。その左下を見てもらいたい。
そこに、尻を見せる形で地にのめり込んでいる地底走行車があるのだ。
ついつい怪物に目がいってしまうが、今度は左下に注目して欲しい。
地底にいるあの生き物は何なの?
所謂、地底生物だと思われる。
ネモ船長によって、各生物に名前がある。
さらにネモ船長は、光るキノコはキノコスープにできるのでは、とか
光って飛び跳ねる虫のような生物は足を括ってランプにできるのではないか、とか、かなり大胆の事を考えているらしい。